眼精疲労について
眼精疲労はデスクワークで長時間パソコンを使用している方やスマホ、テレビ、読書などで目を酷使する方に多くみられます。いわゆる疲れ目であれば、目を休ませれば回復しますが、症状が進行すると眼精疲労となり、頭痛やその他の辛い症状の原因になります。以下の症状が5つ以上あり慢性的になっている場合は要注意です。
- 目の奥が痛む又は熱い
- 目がかすむ
- 目の疲れを感じる
- まぶたがけいれんする
- 目の乾きを感じる
- 涙がよくでる
- ものが見えにくくなった
- 頭痛がある
- ひどい肩こりに悩まされている
- 吐き気がする
- 目の中に異物が入っている感じがある
- まぶたが重い
- パソコンの画面を見ていると眠気を感じる
- 目が赤くなる
これらの症状は、眼精疲労ではない原因で起こることもありますので、目安と考え、症状が現れたら早めに対処できるといでしょう。眼精疲労の症状は、目の充血や視力低下などに加え、肩こりや首こり、胃痛や食欲不振など、目以外の箇所にもあらわれます。
眼精疲労を防ぐためには、目の疲れを感じた時点で必要な対策をし、疲れをきっちりとってあげることが最大のポイントです。
眼精疲労を招く主な原因とは
1不良姿勢での目の使いすぎ
疲れ目や眼精疲労を招く主な原因は、悪い姿勢。特に注意すべきなのが、背中を丸めたデスクワーク。猫背で見続けていると、目に負担がかかってしまいます。不良の姿勢が続くことにより、首や肩回りの筋肉が緊張します。その影響は次第に後頭部にも及ぶようになり、さらに頭蓋骨を覆っている膜(棒状筋膜)を経て、目の周りの筋肉(眼輪筋)に伝わります。眼精疲労に悩まされている方は、パソコンと向き合う姿勢を思い出してみてください。猫背なら、その姿勢が眼精疲労の原因という可能性があります。
2ドライアイ
ドライアイも、眼精疲労を招く大きな原因の一つ。本来、目はまばたきすることで涙腺から涙の分泌を促し目の表面を空気の乾燥からしっかり守るようにできています。ところが、デスクワークが続くとまばたきが減り、目の表面に涙がうまく行き渡らなくなってしまいます。涙は目を乾燥から守ってくれるだけではなく、角膜に栄養補給を行う大事な役割も担っており、ドライアイになると、目の状態が整いにくくなり、その結果として眼精疲労の原因になってしまいます。自覚がある場合は、ドライアイ用の目薬を活用するのも良いでしょう。
3度数が合わない眼鏡やコンタクト
度数が合わない眼鏡はコンタクトに関しても、意外と眼精疲労の原因になるってご存知でしたか?目に合わない眼鏡やコンタクトを使い続けると、目に見えにくいだけでなく、目に負担をかけてしまうので、長年同じレンズを使い続けている方は、一度検査して、度数が合っているかどうかもチェックすることも大切です。眼精疲労の中には、病院での治療が必要な場合もあり、心配な場合はまずは病院へ行き確定診断を受けてください。辛い疲れ目でお悩みの方や必要に応じた治療をした上で、目の疲れのケアをしたい場合は当院の施術を受けてみてください。疲れ目や眼精疲労の場合、目回りの筋肉群はもちろん、首や肩、背中などの筋肉が凝り固まってしまっています。
身体のバランスを整える事で、全身の筋肉の緊張が緩み血流が回復します。一見関係がないような気がするかもしれませんが、眼精疲労の辛い症状も身体を整える事で回復する可能性があります。身体の歪みが原因となり眼精疲労になっている場合も多くあるのです。